小さなアルミニウムSFが大切な家族と財産を守ります。
- WUTEC?SFは、「建築基準法」に基づく国土交通大臣認定「壁倍率2.6」に示される耐震強度および、優れたエネルギー吸収性能を併せ持つ「耐震・制振壁」です。
- 幾何原理と高純度アルミニウムにより高い制振性能を実現します。
- 通常の耐力壁を一部置き換えた場合、建物の揺れを最大1/2に低減できます。また、非耐力壁に装着した場合は、最大80%低減する事が出来ます。
- 「速度依存性」、「温度依存性」、「時間依存性」のない建築指定材料を使用し、オール金属製で抜群の安定性と高い信頼性を実現しました。
- 耐食性にすぐれ、環境にも配慮した溶融亜鉛スズ合金メッキを採用したことで半永久的に高い性能を保ち、メンテナンスの必要がありません。
- 剛性は通常の木造壁と同程度なので、建物のバランスに影響がありません。 また、基礎補強や特殊金物などもいらず、一般の木造工事と同じ感覚で気軽に採用できます
WUTEC?SF」は、幾何原理と高純度アルミニウムにより高い制振性能を実現。建物の揺れ幅を最大80%低減できます。
大地震の後も同じ性能が保たれ、繰り返しの余震に対しても安心です。短周期地震、長周期地震に対しても同じ効果を発揮します。
耐力壁を「WUTEC-SF」に置き換えるだけで、特殊工事も補強もいりません。建築指定材料を使用、「壁倍率2.6取得」。
時間による劣化、温度変化による性能低下がありません。どんな環境でも抜群の安定性で同じ性能を発揮、半永久的に地震に備えます。
シンプルな魔法:アルミニウムSF
SFとは、もととなる柱・梁フレームを比例して縮小したフレーム「スケーリングフレーム」の略称です。その構造と性質は厳密な幾何と力学理論に裏付けられています。
これらの性質を最大限に実現するため、エネルギー吸収性能と、変形追随能力と、耐久性ともに優れた高純度アルミニウム製を採用しました。また、木造建築に最適な大きさにデザインしました。
(小さいほど劇的に堅くなる) | |
(小さいほど強くなる) | |
(小さいほど効果が大きい) | |
(小さ過ぎてはいけない) | |
※比例 |
静的加力実験と動的加力実験により実証
WUTEC?SFは厳密な理論だけでなく、数多くの実験により性能を検証しています。公的機関に依頼して行われた静的加力実験と動的加力実験の結果により、WUTEC?SFのエネルギー吸収能力は通常の3倍以上あり、予想外の大地震後も性能が低下せず安定的に耐力を維持することが証明されました。
また、建築基準法の壁倍率は静的加力実験による耐震性能しか評価しません。しかし、動的加力実験の結果から、エネルギー吸収能力を含めたWUTEC?SF動的評価性能は、壁倍率に表された耐震性能の実に2倍以上あることも証明されました。
この結果は、【耐震+制振】は【耐震】より2倍以上の性能があるということを示しています。
[耐震+ 制振]>2×[耐震]
WUTEC-SFと通常の木造壁の性能比較
実験結果例 | 変形角1/120における評価 (kN/m) |
完全弾塑性における評価 (kN/m) |
---|---|---|
静的評価手法 (耐震、法規の評価範囲) |
6.75 | 6.29 |
動的評価性能* (耐震+制振) |
14.79 | 12.96 |
動的/静的 | 2.19 | 2.06 |
建物の揺れ幅を最大80%低減
振動解析によるシミュレーション
地震に対して力で耐えるだけでは損傷を受けやすく、限界もあります。そこで、柔道のようにうまく相手をかわして自分を守ることが最も効果的なのです。制振とは地震のエネルギーを吸収し揺れを抑える技術で、エネルギー吸収装置のデザインと材料の選択が重要です。
建物揺れの低減効果
モデル建物
建物地域:一般地域
階数:2階建て
延床面積:33坪(約110㎡)
解析条件
地震波:神戸海洋波NS方向
(マグニチュード7.3 最大震度7)
WUTEC.SFは制震壁(追加)として参入した場合
※この結果は一例で、すべての建物に対する 保証値ではありません